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第19回 高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」
受賞者決定のお知らせ

  • 2026年9月16日
  • 公益社団法人 全国出版協会
    高橋松之助記念顕彰事業実行委員会
  • 第19回 高橋松之助記念
    「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」
    受賞者決定のお知らせ
  • このたび、公益社団法人 全国出版協会(東京都新宿区・近藤敏貴理事長)主催の第19回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の選考会議が行われ、下記のように受賞者が決定いたしましたので、お知らせ申し上げます。
  • ■第19回高橋松之助記念 朝の読書大賞(賞状、トロフィーおよび副賞30万円)
  • 朝倉市立甘木小学校(福岡県朝倉市)
  • 山陽小野田市立厚陽小中学校(山口県山陽小野田市)
  • 岐阜県立多治見北高等学校(岐阜県多治見市)
  • ■第19回高橋松之助記念 文字・活字文化推進大賞(賞状、トロフィーおよび副賞30万円)
  • 神戸市 神戸「本」の文化復興プロジェクト(兵庫県神戸市)
  • ■第19回 文字・活字文化推進大賞 特別賞(賞状および副賞)
  • 仙北市教育委員会(秋田県仙北市)
  • なお、贈呈式は、11月4日(水)14時より出版クラブビル(東京都千代田区神田神保町1-32)で行われます。
  • 受賞学校・団体および贈呈式の詳細は、下記の通りとなっております。

【本件に関するお問い合わせ先】

公益社団法人 全国出版協会
高橋松之助記念顕彰事業事務局
事務局 担当:原 正昭
〒162-8710  東京都新宿区東五軒町6-24
TEL:03-5225-9711  FAX:03-3266-1855
E-mail:award@ajpea.or.jp
URL:http://www.takahashi-award.jp
  • 高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」について
  • 高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」は、文字・活字文化振興法の理念に則り、読書推進と文字・活字文化振興に貢献し、顕著な業績をあげられた学校および地方自治体・団体・個人等を顕彰するものです。
  • この事業は、東京出版販売株式会社(現・株式会社トーハン)元社長・故高橋松之助氏の遺志を体して、同夫人リウ氏が社団法人全国出版協会に寄付されていた株式会社トーハンの株式を基金として、文字・活字文化の振興および啓発に資することを目的としたものです。
  • 全国出版協会の顕彰事業として、2007 年の第 1 回から2012 年の第 6 回まで実施され、2013年に全国出版協会により設立された高橋松之助記念顕彰財団に事業を移譲、財団主催として2025年の第 18 回まで実施しましたが、2026年より再び全国出版協会に主催を戻し、顕彰事業を継続しております。
  • ■高橋松之助記念大賞の要項
  • ◎朝の読書大賞
  • 朝の読書で顕著な実績のあった学校(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等を含む)
    表彰状、トロフィーおよび副賞各30万円 今回は3校の受賞
  • ◎文字・活字文化推進大賞
  • 文字・活字文化の振興に業績のあった地方自治体・団体・個人
    表彰状、トロフィーおよび副賞30万円 今回は1団体の受賞
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  • ◎選考委員(順不同)
  • 斎藤健司(全国出版協会・高橋松之助記念顕彰事業実行委員長、金の星社社長)
    加藤真由美(元全国出版協会常務理事)
    白井 哲(NPOブックスタート理事)
    原 正昭(出版科学研究所所長)
  • ◎選考顧問
  • 片山善博(大正大学地域構想研究所所長、元総務大臣、元鳥取県知事)
  • ■贈呈式
  • 日 時
  • 11月4日(水)14時より
  • 場 所
  • 出版クラブビル(東京都千代田区神田神保町1-32)
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  • ※ 「朝の読書」について
    1988年に、千葉県のふたりの高校教師(林公氏、大塚笑子氏)の提唱で始められた学校における読書活動で、始業前の10分間、生徒と教師全員が自分の読みたい本を毎日読むというもの。「みんなでやる」「毎日やる」「好きな本でよい」「ただ読むだけ」という自由な読書活動です。2026年5月現在の実施校は25,291校。うち小学校15,334校、中学校7,959校、高等学校1,998校となっています。(朝の読書推進協議会調べ)
    「朝の読書」の詳細は、朝の読書ホームページをご参照ください。
    https://www.tohan.jp/csr/asadoku/

 

  • ■第19回高橋松之助記念「朝の読書大賞」 授賞理由
  • 朝倉市立甘木小学校(福岡県朝倉市、大坪和之校長)
  • 23学級、児童458名が学ぶ同校では「読書は豊かな人間性と主体的に学ぶ力を育む教育活動の基盤である」と捉え、学校経営目標の一つとして読書活動を位置付け、学校全体で計画的・継続的に取り組んでいる。
  • 朝の読書は2023年4月より開始。朝、落ち着かない児童や遅刻などが増えていることへの取り組みとして開始され、当初は課題もあったが、先生も一緒に読書をすることの徹底や、低学年には教職員などによる読み聞かせを増やすなどの対応をし続けた結果、現在では子どもたちは落ち着いた気持ちで一日をスタートできるようになり、かつ読書習慣の定着にもつながっている。
  • 地域のボランティア「くすくすの会」をはじめ、図書委員会や高学年の児童、教師などさまざまな方による読み聞かせが活発に行われている。また、毎週金曜日を「家読DAY」とし、家庭での読書にも力を入れている。
  • 年に1度の「図書館まつり」では、図書委員会が中心となり、クイズやスタンプラリー、読み聞かせなどさまざまな企画を実施。教職員による「お話レストラン」も開催され、読書の楽しさを広げる取り組みを行っている。
  • 従来から活発だった読書活動に加え、毎日の朝の読書を定着させることにより、児童が読書により親しむ環境づくりがなされている点が高く評価された。
  • ※福岡県の同賞授賞は第6回(2012年)久山町立久原小学校以来2度目になります。
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  • 山陽小野田市立厚陽小中学校(山口県山陽小野田市、永田直子校長)
  • 2012年に開校した小中一貫校である同校では、開校以来毎日の朝の読書を実施している。学校経営ビジョンの重点取組「SLS(Super Language School)の推進・充実」で、“読書活動による読書習慣の定着と読解力の向上”をうたい、朝読や家読をはじめとする読書活動を、小中9年間で継続的に行っている点が高く評価された。
  • 小学生を対象に、地域ボランティアや学校司書、中学生の図書委員などによる読み聞かせが活発に行われ、週1回程度図書館での読書活動が行われている。近隣の保育園と連携し、小学1年生による保育園児への読み聞かせも実施している。
  • 中学生では、毎月読んだ本の感想を書き、保護者からのコメントをもらう「読書ノート」や、卒業時には生徒全員が朝の読書の振り返りを書くなどの取り組みを実施。これらは図書館に展示され、下級生も興味深く眺めているという。市立図書館との連携による「出前図書館」や、読書を通じて保護者や地域との繋がりを深める「ライぶらり」の取り組み、ビブリオバトルなども行われている。
  • 年に2回の読書イベント「つゆの日」「秋の日」イベントでは、小中合同図書委員会が主体となり、クイズやスタンプラリー、オリジナルしおり作成などさまざまな企画を実施。また、毎年実施の「ポップワングランプリ」も図書委員会が企画しており、作品は図書館や地域の公民館で展示される。
  • 小中一貫小規模特認校の特性を活かし、地域や家庭、市立図書館などと連携しながら、上級生から下級生に本の楽しさを伝える様々な取り組みが行われている。
  • ※山口県の同賞授賞は初めてになります。
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  • 岐阜県立多治見北高等学校(岐阜県多治見市、田中誠二校長)
  • 18学級、生徒681名が学ぶ県内有数の進学校である同校では、2005年から毎日10分間の朝の読書を継続し22年目を迎える。毎年、年度当初の職員会議で年間の活動計画を示し、様々な読書推進活動を展開している。
  • 読書体験の導入の手始めとして、新入生に向けて入学前課題「新書にチャレンジ」を課し、小説だけでない多様な本を読むきっかけをつくり、文理選択が終わる2年生の春にも再び実施している。
  • 図書館では入口近くに「朝読おすすめ本」のコーナーを設置。館内は、学校司書や図書委員による毎月テーマを決めた展示や特設コーナーなどに溢れている。図書委員による月2回発行の図書館だより「Libre」でも朝読に適したおすすめ本などを多く紹介している。
  • 1年生は秋にビブリオバトルを、2年生は夏に読書感想文コンクールを実施。先生方の読書に関するエッセイと校内コンクール入賞作品を掲載した冊子「読書のすすめ」を毎年発行し、生徒の読書意欲を喚起している。
  • 図書部が企画する図書館講座は、芥川賞作家を招いての文学講座、多治見DMO(市観光協会)と地元書店の協力による「地域密着型書店からまちづくりを学ぶ」講座および店頭選書、ワークショップ、ブックトーク、哲学対話、地域の文化施設と連携した見学会や体験活動など、多様かつ非常に充実した内容となっている。
  • 朝の読書をはじめとする読書推進活動は、生徒の知的好奇心を育む同校教育の大きな特色となっており、「思考力・判断力・表現力及び自ら考え学ぶ」「地域社会への理解や関心を深める」等のスクールポリシーの実現に大きく寄与している点が高く評価された。
  • 岐阜県の同賞授賞は第3回(2009年)岐阜県立恵那農業高等学校、第13回(2019年)岐阜県立東濃特別支援学校以来3度目になります。
  • 優秀校
  • 笠間市立稲田小学校(茨城県笠間市)
    守山市立守山中学校(滋賀県守山市)
    静岡県立三島北高等学校(静岡県三島市)
    ※優秀校には賞状および記念品を贈呈します
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  • ■第19回高橋松之助記念「文字・活字文化推進大賞」 授賞理由
  • 神戸市 神戸「本」の文化復興プロジェクト(兵庫県神戸市、久元喜造市長)
  • 神戸市は、2024年7月より神戸「本」の文化振興プロジェクトを開始、出版社や書店などとの連携により、「本」と人の出会いの場を作ることで、「本」を読む人、「本」を買う人を増やし、神戸の「本」文化を振興することを目指し、様々な取り組みを行っている。活動の中心に“書店”が大きく組み込まれ、大規模かつ多様な取り組みを行っている点が高く評価された。
  • 久元喜造市長の「神戸で、生活文化の重要な構成要素である本の文化を充実させていきたい」との強い思いにより実現。書店・出版業界に精通した外部アドバイザーを迎え、書店、出版社、図書館と地域との「つながり」を重視した、特色ある活動を展開している。
  • 中核イベントである「KOBE BOOK FAIR & MARKET」は25年3月の第1回目に続き、26年3月に規模を拡大して実施。新刊書店から独立系書店、古書店、出版社、Zineなどの個人のつくり手、地元企業や大学、印刷所や取次会社などが一堂に会し、出店者数は115店を数え、2日間の来場者数は7千人、推定売上冊数は約9,900冊と、自治体主催のブックフェアとしては全国有数の規模となっている。
  • 25年9月より開講した「みんなの本屋講座」(全17回)は、全国の有名書店店主などを講師に迎え、神戸市内での書店開業希望者向けに実施、今後も希望者へのイベントを予定している。
  • このほか、地元企業とコラボし、読書がより楽しくなるようなオリジナルグッズを市内22書店で一斉に展開した「本とのひととき」フェアや、市のイベント「NIGHT PICNIC」への書店出店、中央図書館でのトークセッションや読書会、地元出版社の紹介など市内の様々な場所で活動を展開。SNSでこれらの活動や市民の本に対する思い、本のある風景などを高頻度で発信し、市民と「本」との出会いの場を創出している。
  • ※兵庫県の同賞授賞は初めてになります。
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  • ■「文字・活字文化推進大賞」特別賞 授賞理由
  • 仙北市教育委員会(秋田県仙北市)
  • 秋田県仙北市では、2004年度より20年以上の長きにわたり、市内の中学生を対象とした地域住民への聞き書き学習を実施している。郷土出身の作家であり、聞き書きの名手である塩野米松氏を講師に、生徒はインタビューの仕方、書き起こし、その人の話し言葉で文章をまとめることを教わる。角館中学校からはじまり、2025年度には市内中学校全5校での実施を達成した。これまで関わった生徒は延べ1,430名、語り手となった地域住民は244名にのぼる。完成した冊子は広く市民に公開され、地域に根ざした文字・活字文化の醸成とふるさと教育の象徴となっている。
  • ※特別賞として、賞状および副賞を贈呈します。

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